「そもそも予算なんて立てていない…」

創業したばかりの頃は目の前の業務に追われ、

事業計画や予算をきちんと作る余裕がなかった、という経営者の方は少なくありません。

実は、事業計画がなくても、予算は後から作れるんです。

むしろ、これまでの実績データがあるからこそ、地に足のついた予算を組みやすいという面もあります。

会計の実績データから「かんたん予算」を作る3つのステップ

① 直近1年の実績データを月別に並べる

会計に記録されている、直近1年分の売上・経費を月別に並べます。まずは現状を数字で見える化することが出発点です。

(多くの会計ソフトでは損益計算書を月次で表示する機能があるので、そちらを活用すると便利です)

② 季節変動や特殊要因を調整する

繁忙期・閑散期による変動や、その年だけの特殊な支出・収入があれば、それを踏まえて数字を調整します。

③ 来期の伸び率をざっくり仮置きする

過去の実績をベースに、来期の伸び率を大まかに仮置きします。厳密な数値である必要はなく、あくまで比較の基準となる数字を持つことが目的です。

予算ができたら、月次で見比べる習慣をつける

予算ができたら、それで終わりではありません。

月次で実績と見比べる習慣をつけることで、ズレに早く気づけるようになります。

予実がズレやすい原因については、別記事「予実がズレる中小企業に共通する3つの原因と、下期で取り返す考え方」でも触れていますので、あわせてご覧ください。

もちろん、予算を作ったからといって、それだけで経営が必ず安定するわけではありません。あくまで判断のための材料のひとつです。

完璧な計画より「比べられる数字」を持つことが大切

事業計画がないことを気にする必要はありません。

まずは実績データから、比較できるかんたんな予算を作ってみることから始めてみませんか。

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